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静岡県伊豆の国市の韮山反射炉と江川邸, その1 反射炉 [ 旅行 東海]

 
 世界遺産になる前から「もう一度 行きたい! 行きたい!」と思っていた「韮山の反射炉」に先日やっと行く事が出来ました。
 前回の見学は、45年以上前の20歳代前半だったと思うが、当時は世界遺産になるほど重要な施設とは全く思わず、ただの物見游山で他の人が「是非見たら」と言っているから見に行った様な感じでした。


 韮山の反射炉は幕末のペリー艦隊来航等で海防体制の強化が必要となり、幕府は江川英龍を責任者として反射炉を造り、大砲の製造と品川沖にお台場を作る事を決定した。
 反射炉は当初下田に作る事で基礎工事等を行っていたが、1854年3月下田に来航したペリー艦隊の水兵が敷地内に侵入した事で、急きょ韮山に変更し建設する事となり1854年6月に起工した。

 江川英龍は反射炉の完成を見る事無く1855年1月亡くなりましたが、工事は英龍の息子の英敏が佐賀藩の協力を得て築造を進め、1857年11月「韮山反射炉連双2基」を完成。

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 韮山反射炉ガイダンスセンターで入場料500円を支払い、入場(江川邸の見学と合わせ700円)。 ガイダンスセンターでは映画により設置の由来や構造等の説明もありました。

で、反射炉の設置場所に。 黄緑のブルゾンを着た方がボランティアの無料説明員です。

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反射炉の構造は炉の前の部分に燃料を燃やす「焚所」,少し奥に銑鉄等を入れる鋳口があり、煙突の下から溶けた鉄等(湯)を出す出湯口があります。 
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             写真をクリックすると大きく表示されます。
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2基は直角に配置されており、大きい物を鋳造する時は2基、4個の炉を同時に稼働し多量の湯(溶けた金属)を出湯出来る様になっている。

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 で、当時鋳造された大砲のレプリカ(鉄製24ポンドカノン砲)です。
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展示の大砲の前には下の様な説明板がありました。 木村鋳造所さん有難う御座います。
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 韮山反射炉の公園には隣接して土産物屋さんやレストランも併設されています。
レストランでは焼き肉が美味しくおなか一杯に食べる事が出来もした。
(実は、美味しかった事で食べ過ぎ、のちに大きな損失を生むことに!!!)

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また、南側の茶畑の上には見晴らし台があり、天気が良いと富士山と反射炉を同時に見る事も出来ます。
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心がけが良く快晴になったのですが、何が富士さんの機嫌を損ねたんだろうか???


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