ジャガー Eタイプ のタコメーターが壊れちゃった! [ Eタイプ 内・外装,電装の修理]
私のジャガー Eタイプの車検は9月で切れる。 その為、車検の検査と整備を近くの整備工場に予約しておきました。
そして、予約の前日、自分で試走をしてみました。
初めは快調に走り「これなら問題なく車検も取れそう」と思えた。
で、急加速のテストをしようとアクセルペダルを「グイッ !」と踏み込んだ所「タコメーターの針が急上昇し始め、瞬間針がプルプルと振れ、ストンと "0"表示」になってしまいました。
下写真は帰宅後のインスト,黄矢印がタコメーター
え !
えェーー~~!
何が起きたか分かりません。
ただ言える事はタコメーター関係の何処かが壊れたと言う事!
E タイプはカムシャフトの後ろ側にエンジンの回転に応じて発電をするジェネレーターと、そこから2本の電線が出ていて、その線がタコメーターに入りエンジンの回転数をアナログ表示する機構になっています。
従って、他の電気関係部品との関連性は無く、タコメーター関係が壊れてもエンジンが停止する事もありません。
とは言え、何が起きたか分からないまま走行を続けるのは危険な為、試走を打ち切り帰宅!
帰宅後エンジンルームのタコメーターのジェネレーターを確認すると、ジェネレーターの下、トランスミッションの上にジェネレーターのカバー(キャップ)が脱落していました。
更に、テスターでジェネレーターの通電を確認すると断線している様でした。
車検整備との関係から明日朝迄に直そうと、キンキンに熱くなったエンジンに手を入れながら、ジェネレーターを外し、更にジェネレーターのステーターを外した所、コイルが断線していました。
で、この車のレストア前に付いていた従来のジェネレーターを組み付けてみましたが、タコメーターは全く動く気配なし。
車検整備の為の次の手はなくなり、車検では従来のジェネレーターを組み付けた状態で、タコメーターは故障し不作動のまま対応して頂きました!!!
恒久対策をすべく、イギリスの部品屋さんに発注しました。
ジェネレーターや ” O”リング等関連部品や輸送費などで29000円也 日本国内の消費税等で3万円を超えました。 待つ事約7日、下写真の部品が届きました。
で、先日新しい部品が到着しましたので、従来のジェネレーターを外し、新しいジェネレーターと"O"リング等を組み付けました。
そして、エンジンをかけてみました。
下写真の様に無事タコメーターは作動しました。
あ~~~ァ!!! ジャガー Eータイプ は何でこんな所が壊れるの!!!
何時何処が壊れるか全く分からない ジャガー Eータイプ!!!
発売当時いくら「世界一カッコいい車」と言われても、
何時何処が壊れるか分からない ジャガー Eータイプ!!!
何時までたっても安心して乗る事が出来ません!!!
===================================================================
何時もつたないブログをお読み頂きありがとうございます。
下記はブログランキングのアイコンです。 是非クリックし応援をお願いします。
名車・クラシックカーのランキングへ
「旅 ; 街道・古道」 のランキングへ
コメント 0