MG ミゼット,リアーブレーキのパイプ製作 [ MG ミジェット シャシー]
相変わらず MG ミゼットのリアーサスペンションまわりをメンテしています。
で、今回はリアーアクスルケースの上に組み付けるブレーキパイプを製作しました。
2020.11.11にレポートした燃料パイプと同様に、イギリスでは古い車用として「その車に合わせた長さに加工し、曲げ加工はしていないパイプ」を販売しています。
パイプには番号が表示されており、説明書にはその番号の使用部位が記されています。
従来組み付いていたパイプは汚れ、一部鉄さびも出ていましたし、この車を購入した当初からブレーキと燃料のパイプは安全の為にも新品を購入し組付けようと思っていました。
説明書を見ながら作ろうとしている部分のパイプを選び、部品会社のホームページの形状等を参考に、リアーアクスルケースの形状に合わせ、パイプベンダーと手で私なりの形状に成形していきます。
(この車の正規形状は分からず、又、現状のパイプ形状が正規形状とは思えず、部品会社のカタログ形状に合わせた。)
イギリス 部品会社の部品カタログの配管図 (茶色線がパイプ形状)
パイプベンダーは、下写真の白い部分の下に半円の溝がありそこにパイプをセットし、下写真の矢印方向にハンドルを回すとパイプベンダーの形状に沿って曲がります。
もし、ベンダーの形状では曲げの半径が大きかったり,小さかったりの場合は親からもらった万能の道具である手と指を使って微修正します。
完成したリアー右のパイプ(銅色)です。
左のパイプ(銅色)です。
従来品とは大きく形状が異なっていますが、デフ近くはイギリスの部品会社のカタログに似せて、しかも左ブレーキ近くは右ブレーキに合わせました。
で、リアーアクスルに組付けて見ました。 上手く出来たと思います。
更にエンジンルームからリアーアクスル迄のパイプも作ろうとして、ダイナモやディスビ,スターターモータを外してみたのですが、スターターモーター部分のトランスミッションとボディフレームとの隙が小さく複雑な形状の為今回は断念し、近い内にエンジンを降ろした時に作ります。
唐突に「エンジンを降ろす」との書き込み。
何故唐突に「エンジンを降ろす」となったかはそれは下の写真で分かります。
上の写真は私の清掃の結果です。
(クリックすると写真が大きく表示されます。)
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