MG ミゼットのリアーブレーキ点検 [ MG ミジェット シャシー]
1964年型 MG ミゼットのフロアー下面の清掃を進めており、ついにリアーアクスル(車軸)を降ろし清掃する事にしました。
その過程で、ホイールを外したのでついでにリアーブレーキを点検してみました。
下写真の様に、「どうせメンテするならもう少し綺麗にしろよ」と思う様な状況ではありましたが、ホイールシリンダーは新しく、ブレーキシューは摩耗しておらず、ブレーキの調整もされており、このままでもいいかなと思う状況でした。
下写真は左リアーブレーキです。
黄色矢印の所に皿ネジが捨てネジの様に締付けられています。
ブレーキドラムは長く使っていると錆等でアクスルシャフトに張り付き、なかなかドラムを外す事が出来ません。 この皿ネジは、下のブレーキドラムの黄緑矢印先の小さな穴の所に位置し、ブレーキドラムの黄緑矢印の所の小さな穴からこの皿ネジをゆるめ方向に回すと、皿ネジの頭がブレーキドラムのフランジを浮かせて、ドラムを外し易くする為の工夫だと思います。
黄色矢印はドラムを外し易くするための皿ネジ
ホイールシリンダーは綺麗で、ライニングの摩耗もほとんどしていない。
黄緑矢印の所から皿ネジをゆるめ方向に回し、ブレーキドラムを浮かし外し易くする。
右ブレーキです。 下の丸い部品はブレーキドラムです。
右シャフトにもドラムを外し易くする皿ネジが付いています。
ブレーキ本体は新しいホイールシリンダーを導入する等気を使っていましたが、リアーアクスル上のブレーキパイプは一部錆びており、メンテされていませんでした。
尚、ボディからリアーアクスルへのブレーキホースは新品に交換されていました。
と言う事で、リアーブレーキはメンテ済でした。
但し、ブレーキパイプはこのままでも使用できるかもしれませんですが、私としては要交換で、早速イギリスにブレーキパイプセットを注文しました。
ジャガーEタイプの時のブレーキパイプ製作状況は下記のページを参照願います。
https://hisashi1946.blog.ss-blog.jp/2009-08-22
https://hisashi1946.blog.ss-blog.jp/2008-10-04
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