横須賀ヒストリックカーディで 気になった車 ロータスエリート,マツダ R360クーペ [クラシックカーショー 神奈川県]
先日の4月21日、YOKOSUKA HISTORICCAR DAY に参加して来ました。 概要は前回のブログで書きましたが、今回はその中で気になった車2台を紹介したいと思います。
1台目は「ロータスエリート 」です。
写真の車は1957~1963年迄に生産された初代エリートの内の1台で、空力特性の良いオールFRP製モノコックボディによる美しいスタイリングでロータス初のGTカーです。
オールFRPにより585kgと軽量なボディに、高出力のコヴェントリー・クライマックス社のFWEエンジンを搭載、又、当時このクラスとしては珍しい4輪独立サスペンションを備える等高性能な車に仕上げられ、ル・マン24時間レースでは6回ものクラス優勝をな遂げている。
コヴェントリー・クライマックス社はフォークリフトや消防車のエンジンを生産する会社で、エンジン型式「FWE」のEはロータスエリートのEを表し、直列4気筒SOHC 1216cc,最高出力76ps/6100rpmでした。
車の寸法は、全長 3660mm,全幅 1470mm,全高 1170mm,ホイールベース 2235mmでした。
2台目は「マツダ R360クーペ」で、マツダ初の4輪自動車です。
この車は約50年前私が社会人1年生の時に会社の先輩が購入した車と同じ型式で、体の大きい先輩が乗ると車が大きく沈み "フワンフワン" 揺れながら走っていた事を思い出しました。
マツダのR360クーペは軽自動車 2人乗りで、エンジンは強制空冷2気筒の 356cc,16ps/5300rpmのOHV 4ストロークでした。 又寸法は 全長 2,980mm,全幅 1,290mm,全高 1,290mm と非常に小さく、車両重量も 380kgと非常に軽い車でした。
1960年から1966年迄生産され、発売初年度の販売台数は23,417台、総生産台数は65,737台だったそうで、当時としては驚異的な販売だったようです。
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