ジャガー Eタイプ,クラッチオイル漏れ修理 [ Eタイプパワートレイン修理]
最近まで腰の具合が悪くEタイプには長時間乗る事が出来ませんでしたが、ここの所幾らかいいのでEタイプに乗ってみた。
15分程乗って自宅まで5・600m,3回角を曲がれば帰宅と言う所で、クラッチが完全に切れていない様な感じでミッションのギアーが入り難く、ギアー鳴りもしてきた。
その後、最初の曲り角ではシフトダウンが出来ず、ギアーはガリガリと大きな音を出すだけ。
やむなくエンジンを止めてローに入れ、エンジンをかけて角を曲がり走行。 そして次の角もエンジンを止めて一時停止後エンジンをかけ走行。 同じ事を繰り返しやっと帰宅!
自宅ではセルモーターのみで車庫入れ。 車庫前の道路には20cm位の油漏れの跡が2か所。
翌日ジャッキアップしてクラッチ関係を点検。
マスターシリンダー周りは問題なく、車の下にもぐりオペレーティングシリンダーを点検。
下写真の様に液漏れの跡が! 又、長い間少しずつにじみ漏れも出ていた様です。
(Eタイプに乗る時はいつもクラッチ液量とブレーキ液量をリザーバータンクの液面レベルで確認していたが、にじみ程度ではタンクの液レベルの変化として現れなかった様です。)
黄緑矢印の所に漏れの跡
オペレーティングシリンダーを外し、シリンダーを分解する為配管の先端に自転車の空気入れを取り付けシリンダーに少し空気圧を加えてみた。 するとピストンはスティックしている様でピストン外周(右写真の矢印先端)から空気が漏れていました。 この空気漏れがクラッチの液漏れの証拠の様です。
=====================================================================
ソネットのブログの管理者からブログで次の様なメッセージが配信されました。
「トラックバック機能について、ご利用者数の減少に伴い、送受信ともに2017年8月3日に終了」
との事で、記事の中から「にほんブログ村」へのアクセスは出来なくなりました。
⇐⇐ と言う事で、左のサイドメニューの「名車・クラシックカー」や「街道・古道」を
⇐⇐ クリックして「にほんブログ村」のブログランキングへのご支援をお願いします。
======================================================================
更に空気圧を上げると"ポン"と破裂した様にピストンとシールが飛び出し分解できた。
(ピストンのスティックの原因は日常ピストンが摺動しない部分が錆びていた為でした。)
分解してびっくり!!!
なんとシールには大きなへこみがあり、へこみの脇には摺動による擦り傷がありました。
液漏れの原因はこれだった様です。
(シールのへこみは単純なへこみではなく、へこみの所に何かが挟まっていて、空気圧で"ポン"と破裂した時に挟まっていたものが飛んで行ってしまったのかも?)
このシリンダーはレストアをしていた時に、部品カタログからイギリスに注文した所部品会社から安くて良い物があるからそれにしないかと言われて購入した物だった。
そもそも当時車に付いていたシリンダー(下の写真)は全く異常がなく、何となく新品の方がいいだろうとの思いで購入、交換した物でした。
で、レストア時外して清掃メンテして保管しておいたオペレーティングシリンダーを取り出し再度分解点検、取り付ける事に。
オペレーティングシリンダーにパイプを取付け、ミッションケースに組付け、
(ミッションケースとボディフロアーとのスキが少なく、あらかじめパイプの取付け位置を決め強くし締め付けておく。)
ボディ側のホースにパイプを組み付け、
オペレーティングシリンダーとレリーズベアリングフォークとを結ぶロッドやスプリングを組み付け、ロッドのガタを確認調整し、割ピンを組付けて(下写真は仮付け)、組み付けは終了。
その後、リザーバータンクにブレーキ液を入れ、エアー抜きをして完了。
で、試走してみましたが、全く問題なくギアーのシフトチェンジが出来、又、半クラッチ時のペダルハイト等も問題なく、クラッチ液漏れ修理は完了しました。
我が家には小さいものの下回り点検用にと作ったピットもあり、ピットを有効活用しもう少しきちんと点検する必要が有る様です。
15分程乗って自宅まで5・600m,3回角を曲がれば帰宅と言う所で、クラッチが完全に切れていない様な感じでミッションのギアーが入り難く、ギアー鳴りもしてきた。
その後、最初の曲り角ではシフトダウンが出来ず、ギアーはガリガリと大きな音を出すだけ。
やむなくエンジンを止めてローに入れ、エンジンをかけて角を曲がり走行。 そして次の角もエンジンを止めて一時停止後エンジンをかけ走行。 同じ事を繰り返しやっと帰宅!
自宅ではセルモーターのみで車庫入れ。 車庫前の道路には20cm位の油漏れの跡が2か所。
翌日ジャッキアップしてクラッチ関係を点検。
マスターシリンダー周りは問題なく、車の下にもぐりオペレーティングシリンダーを点検。
下写真の様に液漏れの跡が! 又、長い間少しずつにじみ漏れも出ていた様です。
(Eタイプに乗る時はいつもクラッチ液量とブレーキ液量をリザーバータンクの液面レベルで確認していたが、にじみ程度ではタンクの液レベルの変化として現れなかった様です。)
黄緑矢印の所に漏れの跡
オペレーティングシリンダーを外し、シリンダーを分解する為配管の先端に自転車の空気入れを取り付けシリンダーに少し空気圧を加えてみた。 するとピストンはスティックしている様でピストン外周(右写真の矢印先端)から空気が漏れていました。 この空気漏れがクラッチの液漏れの証拠の様です。
=====================================================================
ソネットのブログの管理者からブログで次の様なメッセージが配信されました。
「トラックバック機能について、ご利用者数の減少に伴い、送受信ともに2017年8月3日に終了」
との事で、記事の中から「にほんブログ村」へのアクセスは出来なくなりました。
⇐⇐ と言う事で、左のサイドメニューの「名車・クラシックカー」や「街道・古道」を
⇐⇐ クリックして「にほんブログ村」のブログランキングへのご支援をお願いします。
======================================================================
更に空気圧を上げると"ポン"と破裂した様にピストンとシールが飛び出し分解できた。
(ピストンのスティックの原因は日常ピストンが摺動しない部分が錆びていた為でした。)
分解してびっくり!!!
なんとシールには大きなへこみがあり、へこみの脇には摺動による擦り傷がありました。
液漏れの原因はこれだった様です。
(シールのへこみは単純なへこみではなく、へこみの所に何かが挟まっていて、空気圧で"ポン"と破裂した時に挟まっていたものが飛んで行ってしまったのかも?)
このシリンダーはレストアをしていた時に、部品カタログからイギリスに注文した所部品会社から安くて良い物があるからそれにしないかと言われて購入した物だった。
そもそも当時車に付いていたシリンダー(下の写真)は全く異常がなく、何となく新品の方がいいだろうとの思いで購入、交換した物でした。
で、レストア時外して清掃メンテして保管しておいたオペレーティングシリンダーを取り出し再度分解点検、取り付ける事に。
オペレーティングシリンダーにパイプを取付け、ミッションケースに組付け、
(ミッションケースとボディフロアーとのスキが少なく、あらかじめパイプの取付け位置を決め強くし締め付けておく。)
ボディ側のホースにパイプを組み付け、
オペレーティングシリンダーとレリーズベアリングフォークとを結ぶロッドやスプリングを組み付け、ロッドのガタを確認調整し、割ピンを組付けて(下写真は仮付け)、組み付けは終了。
その後、リザーバータンクにブレーキ液を入れ、エアー抜きをして完了。
で、試走してみましたが、全く問題なくギアーのシフトチェンジが出来、又、半クラッチ時のペダルハイト等も問題なく、クラッチ液漏れ修理は完了しました。
我が家には小さいものの下回り点検用にと作ったピットもあり、ピットを有効活用しもう少しきちんと点検する必要が有る様です。
コメント 0