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久しぶりに サンドブラスト [レストア共通事項・用具等]

 
 先日久しぶりに サンドブラスト をしてみました。

 最後にサンドブラストをしたのは、2013年6月だから2年ぶりとなります。
 ポケバイの部品をブラストしたもので、グローブを交換しました。
 その時の記事は下記
 http://hisashi1946.blog.so-net.ne.jp/2013-06-08


 で、薄板鋼板を曲げ加工し、塗装の前処理としてサンドブラストしてみた。
 薄板鋼板はロール加工されている為、表面が綺麗でツルツルになっています。 この状態で塗装すると塗料が ”ペロ” っと剥がれる可能性が高い。 ガラスにスプレー塗装をした時 塗膜がペロペロ剥がれるのと同じ現象です。
 自動車用の塗装の前処理には 「昔は水研ぎ」 「今はリン酸皮膜処理等」 を行っています。
(塗装する面がツルツルですと、塗料が本体表面に絡みつかず直ぐ剥がれてしまう。 そこで、塗装する面を紙やすり等で削り表面に細かい凸凹を作り、塗料が本体表面に絡みつく様にします。)


 今回製作した部品は、リン酸皮膜処理をするカチオン塗装に出す事も可能でしたが、なんとなく 「全て自分で仕上げる」と思ってしまい、車庫の屋根裏に眠っていた 「サンドブラスター」を出してブラストし、塗装の前処理の 「水研ぎ」 の変わりとする事にしました。


 サンドブラスター装置はジャガーのレストアで長年使い、その後長期間屋根裏と車庫のピットに眠っていた 為、何処か壊れている所は無いかまずは点検をしてみました。

エアーコンプレッサーです。 圧力は 8kg/Cm2 弱まで上がり、全く異常はありませんでした。
blogDSCN6723.jpg

補助タンク   矢印のエアーコネクター部が錆びている他は全く問題なし。
(以前壊れたエアーコンプレッサーのタンクを補助タンク代わりに使用)
blogDSCN6725.jpg

サンドブラスター 外観は全く問題なし。
blogDSCN6728.jpg

ブラスターの内部
ブラストガンの空気の通路が狭くなった様な感じで、エアーの出が悪くなった感じでしたが使用上は問題なし。
blogDSCN6727.jpg
 
エアーホース
ホースはかびて、何ヶ所か大きな穴があき、テープ止めしてみたが使い物にならず、新品を購入。
blogDSCN6729.jpg



 で、アルミナ系60番の砂を使用し、ブラストした結果は、
下写真の様に錆やケガキの為の塗装も綺麗に落ち、綺麗な梨地になりました。
blogDSCN6734.jpg

塗装は市販のシャシーブラックです。 (光の加減で真っ黒に映りませんでした)
blogDSCN6739.jpg



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