ジャガー Ｅタイプのワイヤーホイール清掃 [ Ｅタイプの清掃]
先日車検に出した事を契機にホイールの清掃をしました。
Ｅタイプは７２本（だったかな？）のワイヤーを使ったワイヤーホイールです。
単に水をかけてブラシでごしごし洗ってもワイヤー部分の内側は全く洗えません。
従って、ホイールを外して、
ホイールのセンターハブの内側のグリース等をシンナーで洗浄し、
その後、水をかけ洗剤を付けて洗車用ブラシで洗った後、ワイヤーの隙間にウエス（肌着のボロ）を挿入して汚れを落としながら、水分を拭き取って行きます。
最後に液体ワックスを吹き付けて、表面やワイヤーの裏等もウエスで綺麗に拭き取り、スプライン部分に新しいグリースを付けて組付けました。
所で、ジャガー Ｅタイプ シリーズⅠ（1961～1967年） のホイールのセンターロックナットは下写真の様に２ヶ所に耳のある物がオリジナルで、発売当時はこの耳付きしか販売されていませんでした。
しかし今の日本の車両規定ではナットの耳は突起物として通常は車検に合格しません。 従って、やむなく上写真のシリーズⅡ （左ハンドル車は1968年～） 用の耳なしナットを購入して車検を取っています。
（イギリスにシリーズⅡ用のナットを注文した時も 「あなたの車は耳付きのナットです。 それでも耳無しを購入しますか？ と質問されてしまいました）
このナットに関して多くの方と話したわけではありませんが、何人かの車検に詳しい方に伺うと 耳付きのナットでも ”これがオリジナルです” と頑張れば許可されるとの事。
次回は耳付きで頑張ってみようかな。 もう遅いかな？
何時もつたないブログをお読み頂きありがとうございます。
下記はブログランキングのアイコンです。 是非クリックし応援をお願いします。
名車・クラシックカーのランキングへ
車のレストアのランキングへ
にほんブログ村
ホイールとても綺麗ですね。
うちのは錆がそこそこ浮いていて、触ると結構ザラザラです。8月頭にフロントブレーキシリンダー一式交換のためタイヤを外しましたが、裏を見て更に酷いことが判明しました。交換するにしても懐が...
ワイヤーも売っているようですが、真円に取り付けるのはほぼ不可能でしょうから、お金を貯めるしか無さそうです。
ちなみにブレーキですが、エア抜きしたところロックしてしまいました。シリンダーを外してピストン押すとスムーズに動くのですが、何かが押しっぱなしにしているようです。マスターシリンダーは交換したばかりなので、サーボですかね？
そういやマスターシリンダー交換した後も軽くパッドとローター触れていたような気がします。
by とし (2014-09-01 22:59)
としさん
ローターとパットの少し位の擦りは普通です。
Ｅタイプのキャリパー（ダンロップのマークⅡタイプ）は構造上ピストンを戻す力が弱いんです。
ロックの原因は分りません。
全輪ロックなのか？ 前輪だけか後輪だけか？ 1つのシリンダーだけなのか分りませんので。
by kotobuki1946 (2014-09-04 08:07)
こんばんは
多少のこすれは仕方ないのですか。
確かに交換前もハブを回すのに力要りました。
状況は左前輪は完全にロックしてます。右は手でハブを回そうと頑張れば回らないことはない程度にロックしています。
左に２つピストンがありますが、どちらか一方が悪いのか、両方か、一個ずつ右のと交換して試す予定です。
その前にブレーキフルード捨てにいかないと、溜めるところが無いです
by とし (2014-09-05 01:32)
こんばんは。お久しぶりです。
この後購入元に連絡したところ、同種のクレームが入っていたようです。結果、パーツを交換する事になりました。
交換したシリンダーを取り付け、今日エア抜きしたのですが、バブルが出て来ないにも関わらずフワフワした感じが残っていて、どこに残っているのか思案中です。
by とし (2014-11-16 22:48)