ジャガーEタイプ 左ドアーウインドーサッシガタつき修理 [ Eタイプ 内・外装,電装の修理]
夏、ジャガー Eタイプはエンジンの温度上昇が激しく、渋滞等ではオーバーヒートの可能性が高く夏休です。 勿論約半世紀前の製造車、エアコン等無く室内は蒸しぶろ状態。 ドライバーシートにより付く者もおりません。
Eタイプの夏休み期間中に検診や具合の悪い所を治療しておこうと思って早2ヶ月。 ジャッキアップしてからでも1ヶ月。
ただの置物でしかないポケバイにかまけていたが、やっと最重量級の腰を上げる事が出来ました。
で、最初の仕事はドライバー側ドアーのウインドーサッシのガタつき修理です。
5mmもガタガタになってしまった。
ウインドーサッシのガタつきの原因は、サッシに付けたウエザーストリップのリップが長すぎ、ドアー開閉時にサッシに負担がかかり、結果サッシ取り付け部のネジが緩んでしまった為です。
ドアートリムを外し、ネジの緩みを確認、締め直しました。
実は5月頃ウエーザーストリップのリップが長すぎ、サッシに負担がかかり過ぎている事が分って、リップをハサミで切っっておいた。 (が既にネジは緩み始めていた様だった。)
ウエーザーストリップのリップは薄く、車に付けた状態でのハサミの切り口はギザギザになってしまった。 で、今回在庫の部品を切りなおし、交換する事にした。
ハサミで切ったウエーザーストリップ
で、ウエザーストリップとスケールを作業台にセットし、更にスケールを指で押しながらカッターを動かし切ってい行きました。
切ったリップ。
出来あがったウエーザーストリップをサッシにはめ込み、ドアートリムを組付けて作業は完了。
で、今回ドアートリムを外す時に用意した工具です。 実際の使用はバールと青いドライバーのみ。
小型バールは、以前アメリカでフェアーレディ(SRL311)をレストアしていた時にトリムを外す専用ドライバーを探したが見つからず、やむなく購入した物。
下写真の様に金属部分が直接トリムや塗装部分に当らない様ビニールテープを貼り、ドアーとトリムの間に差し込み使用します。
このバール薄いのに丈夫で、私にとっては非常に使いやすい。
横浜でジャガーの修理をなさっておられたOさんの追悼、多くの方に賛同頂き本当に有難うございます。
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E タイプはレストア完了。 しかしまだまだ改良をしますので、ここをクリックし、引き続き応援をお願いします。
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