ジャガー E タイプ, 久しぶりの試走 [ジャガー E-Type]
昨年秋にオーバーヒート。 その対策が完了し、試走中にダイナモが故障とレストア完了後故障が相次いでいました。
その為、ダイナモからオルタネーターに、スターターもリダクションタイプに交換、更にプラスアースからマイナスアースに変更等を行い、最後の改造としてオルタネーターを保護する為、エギゾーストマニホールドにヒートシールドカバーを製作・組付けて、改造は完了致しました。
ヒートシールドカバーにはステンレス材を使用。 ステンレスは錆び難い他、お風呂や魔法瓶にも使う様に金属の中では熱伝導率が低く、断熱材としては最適。
(とは言ってもエンジンルーム内全体が高温になってしまえば何を使ってもいっしょですが、マニフォールドからの直接的な熱だけでも防げればと言う思いで造りました。)
で、4月15日再度の復活試走となりました。
試走の結果は、
今回改造した所は問題なく、後ずけ電圧計で見る限り 13.8~14.2ボルトと発電は順調です。
何より、電圧が安定した事でメーター表示も安定してきています。
(水温計と燃料計用にボルテージレギュレーター(スタビライザー)が付いており、本来はこのレギュレーターで入力電圧を安定させ、表示が安定するのですが、発電の不安定等から元電圧が不安定すぎてレギュレーターでも安定化しきれなかった様です。)
しかし、水温計の表示は65℃か70℃弱を指して安定しており ”???” と言った所。 多分メーターがくるっているのでしょう。 その内メーター表示のチェックをしなければ!!!
冷却用ファンモーターも水温がちょっと上がると作動し、直ぐに止まり、再度水温が上がると直ぐに作動と順調に作動し、エンジン温度は安定していると思います。
で、ファンの作動は、ラジエーターのロアーパイプに追加した水温センサー(84℃で作動)で動いており、Eタイプ本来のラジエーターのサブタンク上の水温センサー(確か86℃で作動)で作動する迄は水温が上がらない様です。
ラジエーターロアーパイプの水温センサーの記事
http://hisashi1946.blog.so-net.ne.jp/2011-12-14-1
又、ラジエーターの冷却水も以前は800cc位オーバーフローしていましたが、今は500cc弱になりウオーターポンプの流量増加によってエンジン内部の温度が一応になってきたのではと思います。
と言う事で、何より安心感が増しました。
しかしながら試走が遅れサクラの満開に間に合わず、サクラのじゅうたんになってしまいました。
今迄の経過からまだまだ色々問題が起きるでしょう。
どちら様かがブログに書いておられましたが 「5000km位走る迄は安心出来ない」 と。
私はまだ200km。 悔しいけどこう御期待と言った所!!!
本当は下の写真の様に満開の桜の下で写真を取りたかったのですが一週間遅れました。 何時も応援有難うございます。 ブログランキングです。 引き続き応援をお願いします。
花びらの絨毯もいい感じですね(^^)
趣味のクルマですから5000km走るには、2、3年はかかりそうですね。
更新箇所が調子良さそうで、安心しました。
by くっさん。 (2012-04-24 10:33)
そうですね。 ちょっと時間がかかりすぎ。
何時まで経っても安心できない様な感じになってしまいますね。
by kotobuki1946 (2012-04-25 22:53)