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三浦半島再発見  船上の市道もありました。 [ 旅行 神奈川県]

 
 先日、約40年前位から15年間位いっしょに働いた仲間達とのOB会に参加してきました。 参加者の中には80歳近い方もおり体力的な負担も考え、今回は近場の三浦半島で一泊となりました。


 三浦半島は 逗子,葉山,油壺そしてマグロの三崎港や城ケ島等西海岸ルートが観光の表通りと言えるでしょう。 で、OB会を機に三浦半島の裏通りとも言える東海岸側を回って来ましました。



 横須賀に住む友人の案内で浦賀港に。

 ここには浦賀港を横切る市道がありました。 浦賀の渡しです。
下の写真のお宮の様な橙色の船が西浦賀と東浦賀を結び、市道として扱われているそうです。
詳細は下記のページ参照
http://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/4415/sisetu/fc100000914.html

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 道路扱いの渡し船と言うとアメリカにいた頃、ケンタッキーリバーに設置された州道扱いの渡し船を思い出しました。
右記事の最後の記述参照 http://hisashi1946.blog.so-net.ne.jp/2008-06-29-1
ケンタッキーの渡し船は外輪船で黄緑矢印の所に外輪が付いており、ジャブジャブと水をかく音がしてなかなか趣のあるクラシックな船でした。
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 で、次に訪れたのが浦賀の燈明堂。 1648年に造られた物を再現した物で、当時は灯台の役割を果ていました。 尚、横須賀には日本初の洋式灯台 ”観音崎灯台” もあります。
詳細は右記ページを参照願います。 http://www.geocities.jp/kamosuzu/toumyoudou.html
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その他横須賀市にはペリー公園等多くの観光名所があります。



 で、その夜は三浦海岸近くのホテルでOB会。
昨年同様あれやこれやのよもやま話の他、一年ぶりのへぼ囲碁対決も行い忙しく、懐かしいOB会でした。



 で、翌日朝出発し、引き続きの三浦半島東海岸の旅です。

 東海岸沿いをぐるっと回り、江奈湾から細い農道を走り、三浦七福神の一つ白浜毘沙門天に。

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 そして、白浜毘沙門天の前の道を歩いて下り海岸に。
浅瀬の岩場が広がっており、予想以上に素晴らしい景色でした。

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更に上写真中央の島方向に散策。 島の麓では毘沙門湾や江ノ島,雪の大島を見る事が出来ました。

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空色矢印の所が伊豆大島の三原山の雪
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 最後は風力発電のある宮川公園により三浦大根畑を一望帰宅の途につきました。



 所でOB会でどんな話が話題になったかと言うと、当然昔話が主となりながらも、
 私がいた数十年前は自動車部品の製造や物流の品質を維持しながら0.01円単位で原価低減等に奔走。 しかし、最近は技術力での製造原価低減だけでは追いつかず、10年以上前からはついに人件費に手を付ける様になり、正規社員を減らし外注に移管、更には正規社員をリストラし派遣社員化。 で、今は国内の生産拠点を削減・閉鎖し、人件費の安い東南アジア等にどれだけ多く部品の製造を移せるかが会社の利益を出せるかどうかの境になりつつあるようです。

 会社の利益を確保し昇給する為には、外国で部品を作り日本国内の人件費を減らす。
それが出来なければ会社の利益が上がらず、昇給は無い。
私達の時代は良い品質の物をいかに早く,多くの部品を造るかの技術競争でしたが、今の後輩達は人件費と言う最もいやらしい厳しさに直面している様です。


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   昔は少しでも多く昇給する様に頑張った。 今の価格競争は日本国内の人件費削減競争の様。 今はリストラされない様に頑張る。 さみしいね! から元気だけでも持って頑張ろうよ!   



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kotobuki1946

YHiramaさん
大変申し訳ございません。 コメントされている事を今知りました。
リアーブレーキのオーバーホールはローター取り外し迄行いますか?
だとすると出来ない事は無いと思いますが、車に付いた状態では非常に作業し難いかと思います。
今度コメントなさる時は最新記事にお願いします。 過去の記事を振り返る事は少ないので。

by kotobuki1946 (2012-02-20 23:21) 

くっさん。

ベンツも部品を取っても、ドイツ製じゃないときがあって驚きました。
コスト競争の問題もありますが、kotobuki1946さん世代のころの技術や品質に対するこだわりも、今の日本の若者世代では希薄になっているように思います。
寂しいですね。
by くっさん。 (2012-02-21 14:01) 

Go-Ray

やるべき事をやった上で最後の砦に手をかけたのか?と思う事が多いですね。
何処ぞの国の政権与党のように、切るだけだったら誰でもできますが…
さらに先に待ち受ける課題や、失ったものを取り戻すことが如何に困難か、
を想像している暇もない程に、事態はひっ迫しているんでしょうねー(笑)。

僕は古いクルマやレースを楽しんで居られるぐらいの若者?で良かったです…
by Go-Ray (2012-02-21 22:15) 

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