アラスカの氷河上空を飛ぶ [アメリカ旅行]
沖縄の友人から南国の青い海の写真が届いているのですが、ここの所、猛暑が続いて あつい 暑い 熱い の連続ですので、氷河の上空を飛んだおもいでが良いと思いまして。
ケンタッキーに住んでいた時の2軒目のアパートのオーナーがノースウエストのパイロットで、1999年にアンカレッジ-成田間を飛ぶ事になり、アンカレッジに転居。 そんな事で2002年にアラスカ旅行となりました。
アラスカ旅行の概要は、アンカレッジをバスツアー,アラスカ中部のデナリ公園ツアー,オヒョウ釣りに今回のセスナツアーです。
オヒョウ釣りの記事は右記を参照。 http://hisashi1946.blog.so-net.ne.jp/2007-06-13
アンカレッジのホテルからオーナー宅に電話すると奥さんが ”すぐ迎えに行きます”との事。
奥さんの車に乗り、彼女の自宅に。 私たちは車の中で10分位待機。 ???何が起きるの???
奥さんが何やら荷物を持ってきて車に積み、 ”行きましょう”。 私たちは何処へ??
そして、着いた所が小型飛行機の飛行場です。 っで、オーナーの奥さんが飛行の準備をされて初めて何が始まるのかやっとわかりました。
アンカレッジ上空を遊覧飛行です。 それもオーナーの2人乗り飛行機で、パイロットはプロの旦那さんではなく、奥さんです。 自宅から持ってきた荷物は折り畳み式の3人目の補助椅子でした。
(実は奥さん、旦那さんもこぼす程の大変なせっかち、英語の苦手な私との話はまだりっこしい様です。 又、旦那さんはあいにく成田に滞在中。)
これがそのセスナ。
妻は怖かったそうですが、私は ”やったアー 初めての超小型機!!!”
そして、フライト開始。
下に見えるのが飛行場で、中央が「砂利道」の滑走路です。
アンカレッジ郊外の住宅地
一見、高級別荘地の様に緑が豊かです。 このあたりでの散歩は、ヒグマと遭遇した時の備えに犬を連れ、ピストルを持って行くのが普通で、一人での散歩は禁物だそうです。
氷河の河口に到着
河口は氷が崩れ散乱している所や、まったく崩れていない所がありました。
アラスカの氷河は中央に筋があります。
氷河の氷が周辺の岩を削り、その土砂が氷河の支流どうしの合流で、合流の中央に土砂が集まったものです。
夏の氷河の上面はこんなにでこぼこでした。
氷河の最上流部を更に上流から見たところです。
帰りは、上空からヒグマ等の大型動物を探しましたが、残念ながらヘラジカの雌一頭のみでした。
観光用の遊覧飛行は決められたコースを決められた時間飛ぶのですが、この時の飛行はオーナーの奥さんの気の向くまま右や左、上や下にと、約2時間、妻にとっては最高に怖い時間だったそうですが、私にとっては最高の飛行で、「アラスカ」を実感できた時間でした。
このアラスカ旅行で涙が出そうになった感動が一つ。
デナリ公園に向う途中の昼食時間に、バスから降りようとした時、同じツアーのアメリカ人から、
Are you Japanese?
Yes I am.
Do you Know Naomi?
Yes, I know, Mr. Uemura.
アラスカに行くにあたって、冒険家の植村直己さんの事を考えた事もなかったし、何処かの冒険中に行方不明になった事は知っていたのですが、突然アメリカ人から声をかけられびっくり。 そして、私が「植村さん」と とっさに答えられた事に自分でもびっくり。
!!!何よりも、アメリカ人が植村直己さんを知っていて、デナリ公園内のマッキンレーで行方不明になり、未だ発見されていない事をアメリカ人が話してくれた事に同じ日本人として嬉しかった!!! 一人だったらハンカチが必要だったかも。
アメリカ人が持参した地図を見ながら、民家を改造した小さな 「直己ミュージアム」を案内してくれました。
で、今回の庭の花はヤマユリです。
4年前に5個の球根を千葉の田舎の裏庭からいただいてきたのですが、毎年一つ減り、又一つ減りとなくなってしまい、ついに今年はこの一つになってしまいました。 野生植物は難しい。
何としても生き残ってほしいと念じています。
ケンタッキーに住んでいた時の2軒目のアパートのオーナーがノースウエストのパイロットで、1999年にアンカレッジ-成田間を飛ぶ事になり、アンカレッジに転居。 そんな事で2002年にアラスカ旅行となりました。
アラスカ旅行の概要は、アンカレッジをバスツアー,アラスカ中部のデナリ公園ツアー,オヒョウ釣りに今回のセスナツアーです。
オヒョウ釣りの記事は右記を参照。 http://hisashi1946.blog.so-net.ne.jp/2007-06-13
アンカレッジのホテルからオーナー宅に電話すると奥さんが ”すぐ迎えに行きます”との事。
奥さんの車に乗り、彼女の自宅に。 私たちは車の中で10分位待機。 ???何が起きるの???
奥さんが何やら荷物を持ってきて車に積み、 ”行きましょう”。 私たちは何処へ??
そして、着いた所が小型飛行機の飛行場です。 っで、オーナーの奥さんが飛行の準備をされて初めて何が始まるのかやっとわかりました。
アンカレッジ上空を遊覧飛行です。 それもオーナーの2人乗り飛行機で、パイロットはプロの旦那さんではなく、奥さんです。 自宅から持ってきた荷物は折り畳み式の3人目の補助椅子でした。
(実は奥さん、旦那さんもこぼす程の大変なせっかち、英語の苦手な私との話はまだりっこしい様です。 又、旦那さんはあいにく成田に滞在中。)
これがそのセスナ。
妻は怖かったそうですが、私は ”やったアー 初めての超小型機!!!”
そして、フライト開始。
下に見えるのが飛行場で、中央が「砂利道」の滑走路です。
アンカレッジ郊外の住宅地
一見、高級別荘地の様に緑が豊かです。 このあたりでの散歩は、ヒグマと遭遇した時の備えに犬を連れ、ピストルを持って行くのが普通で、一人での散歩は禁物だそうです。
氷河の河口に到着
河口は氷が崩れ散乱している所や、まったく崩れていない所がありました。
アラスカの氷河は中央に筋があります。
氷河の氷が周辺の岩を削り、その土砂が氷河の支流どうしの合流で、合流の中央に土砂が集まったものです。
夏の氷河の上面はこんなにでこぼこでした。
氷河の最上流部を更に上流から見たところです。
帰りは、上空からヒグマ等の大型動物を探しましたが、残念ながらヘラジカの雌一頭のみでした。
観光用の遊覧飛行は決められたコースを決められた時間飛ぶのですが、この時の飛行はオーナーの奥さんの気の向くまま右や左、上や下にと、約2時間、妻にとっては最高に怖い時間だったそうですが、私にとっては最高の飛行で、「アラスカ」を実感できた時間でした。
このアラスカ旅行で涙が出そうになった感動が一つ。
デナリ公園に向う途中の昼食時間に、バスから降りようとした時、同じツアーのアメリカ人から、
Are you Japanese?
Yes I am.
Do you Know Naomi?
Yes, I know, Mr. Uemura.
アラスカに行くにあたって、冒険家の植村直己さんの事を考えた事もなかったし、何処かの冒険中に行方不明になった事は知っていたのですが、突然アメリカ人から声をかけられびっくり。 そして、私が「植村さん」と とっさに答えられた事に自分でもびっくり。
!!!何よりも、アメリカ人が植村直己さんを知っていて、デナリ公園内のマッキンレーで行方不明になり、未だ発見されていない事をアメリカ人が話してくれた事に同じ日本人として嬉しかった!!! 一人だったらハンカチが必要だったかも。
アメリカ人が持参した地図を見ながら、民家を改造した小さな 「直己ミュージアム」を案内してくれました。
で、今回の庭の花はヤマユリです。
4年前に5個の球根を千葉の田舎の裏庭からいただいてきたのですが、毎年一つ減り、又一つ減りとなくなってしまい、ついに今年はこの一つになってしまいました。 野生植物は難しい。
何としても生き残ってほしいと念じています。
この時期に氷河は素敵に涼しい!
植村さんは何処に行っても人気者だったようですね
ネパールにいた友人曰く
直己が来ると女が皆直己のとこ行っちゃう・・・と言ってましたよ
by pace (2008-07-28 10:46)
2002年の夏、僕もシカゴ出張の帰路、
遥か上空からですがアラスカの氷河をずーっと眺めてました。
その時、下界には叔父さんたちもいたのかしら?(笑)
ちなみに失礼ですが、写真の機体はパイパー社の「カブ」ですね(汗)。
基本設計は70年ほど前ですが、まだまだ元気に全米で飛んでいますね。
by Go-Ray (2008-07-28 11:10)
おお!アラスカの氷河!
やはり迫力ありますねぇ~!(^^)!
すごいなぁ~
アラスカはまだ行ってないんで
是非、行ってみたいところです(^^)
by いとお (2008-07-28 12:28)
こんにちは。
お~素晴らしい眺めですね!
アラスカは今すぐでも行きたいです。
貴重なお写真ありがとうございます。
by mitu (2008-07-28 13:52)
素敵な写真見せて頂きありがとう御座います。
最後のヤマユリの件ですが、我が家のも最後の一つになってしまいました
やはり育ちにくいんですかね?昔はいっぱい有ったんですが。
by kskouzik (2008-07-28 22:21)
おはようございます。
アラスカはまだ未食です!!
何時か何時か・・・・・
もう30年も経ちました!!
by BPノスタルジックカーショー (2008-07-29 06:06)
アメリカ人のいいところですね。
僕もアメリカに居る時に阪神大震災があって、
知らないアメリカ人が「知合いは、みんな大丈夫だったか?」と聞いてくれたことが忘れられません。
アラスカいいですね。アメリカ生活を満喫されていたのですね(^^)
by くっさん。 (2008-07-29 17:05)
paceさん
ネパールでも人気でしたか。 写真の笑顔を見ているといい笑顔ですからね。
Go-Rayさん
多分あなたが飛行機名を知らせてくると思っていました。
70年前ですか。 すごい。 Eタイプなんかまだ子供、ピカピカになって当たり前ですね。
いとおさん
アラスカはいいですよ。 中央アルプス,駒ケ岳の千畳カールの様な景色があたり一面です。
mituさん
氷河だけでなく、氷河の両脇の岸壁も、幾筋もの滝が流れ綺麗でした。
kskouzikさん
本当にヤマユリは難しい。 うん十年前にも挑戦したのですがだめで、今回もかと心配です。 山取りができないので貴重なんですが。
BPノスタルジックカーショーさん
近いうちに行ってみてください。 自然派でしたらいつまでいても飽きないと思います。 カリフォルニアからの暖流のおかげで、以外と暖かいそうです。
くっさん
地震の時にアメリカにいたんですか。 私は地震の翌日アメリカに向け出発で、赴任の為の第一歩でした。
レジャーはアメリカ人と過ごすのが楽しいですね。 彼らは遊びの達人です。
by kotobuki1946 (2008-08-01 06:22)
素晴らしい写真ですね。 アラスカは是非一度行ってみたい。
そして、植村直己さんのこと、うれしいですね。
by luka (2008-08-11 00:03)