アメリカでのレストア その8(その後のグレードアップメンテ) [フェアレディ(SRL311)]
エンジンをレストアした事で、ほぼレストアは完了しました。
従って、2000年初めからは全く問題なく走行し、故障も無く、オハイオ州のミッド オハイオ レーシング コースやジョージア州のロード アトランタ レーシング コース等 約500~600Kmの所にノンストップ・無給油で走る事が出来ました。 燃費も問題なし(燃費はエンジン コンディションのバロメーターと思っています。)
グレードアップのメンテナンスとしては、
1.日本で使う事を考え、ファイナルギアー比を37対10から35対9に変更、低速型とし、 ニス
モのノン スリップ デフを組み込みました。
2.ソレックスキャブを取付け、カムシャフトもソレックス用の吸排気ゾーンの広い物に変更。
3.エンジン ルーム内のブレーキ チューブは、市販の定尺物を購入し、私自身がパイプ ベンダ
ーで曲げ、エンジン ルーム内の見てくれ向上(?)を図りました。
(アメリカでは日本のオートバックスの様な所で、長さ20インチや40インチ等の真直ぐな定尺
のブレーキ チューブや燃料ホースを販売しています。)
4.カーペットは、住宅用を専門店で購入し、室内とトランク ルーム用に私自身が裁断、再度専門
店で縁を縫ってもらい、取り付けました。 当初、自動車用でない為、色あせ等を心配しまし
たが、約5年たっても全く問題ありません。
5.コニーのアジャスタブル ショックアブソーバーを前後輪取付け。
6.ラジオを撤去し、サブメーターとして、電圧計とエンジン油圧計を取付け。 (油圧計はオリジナ
ルでも付いているがより細かくと思って。---無駄だったかな?)
フロアー カーペットとコンソールにサブメーター取付け
エンジン後部とボディの間の3本のパイプがブレーキ チューブ
トランク ルームのカーペット, 発売当初のオリジナル ジャッキも健在 (なんと切削加工の台形ネジのネジ棒が付いている。)
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